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1905 言ってるそばから、もう

2009/06/20 14:10

 

 

 いったい、何が起きたのか。「インフル感染男性の新幹線帰宅 奈良県側が反発」。何のことはない、東京で新型インフルエンザを発症した人が自宅で療養するために奈良県の自宅まで帰っていたことが《20日、わかった》ということです。ひた隠ししていた犯罪が発覚していたわけではあるまいし、《20日、わかった》って・・・。記事によると、《奈良県側は「あくまで感染防止が最重要。公共交通機関を使うのはどうなのか」と反発している》そうですから立派ですね。反発する方も反発する方なら、それに乗っかったままで記事を書く方も書く方です。
 
 こうした反応が次から次へと起きてしまうことによって、実際の感染よりも情報の伝播とそれをもとにした過剰な反応がはるかに大きく広がり、社会的に不安や恐怖心を増幅させることになる。それは《あくまで最重要》である、感染防止をも大きく妨げる結果になることぐらい分かりそうなものですが、そうでもないのでしょうか。
 
 新型インフルエンザ対策について新たな運用指針が出されたのは、まさしくそうした社会的反応が起きてしまう(しまった)ことへの反省があったからではなかったのか。私はそのように受け止めていました。症状は季節性のインフルエンザと同程度と考えられ、感染経路も接触感染、飛沫感染にほぼ限られています。あれほど空港検疫を一生懸命やっても、飛行機内における集団的な感染事例などは極めて少数、かつ小規模なものしか確認されていません。しかも、新幹線で帰られた方はマスクをしていたそうです。それでもなお、県が《公共交通機関を使うのはどうなのか》と反発して見せ、それをあたかも重大な犯罪行為を取り上げるかのごとく報道してみせるようでは、冬場が思いやられます。
 
 こうしたことが起こる背景は何なか。感染症報道に関しては、何度、いやな経験をすれば気が済むのか。本当にがっかりします。メディア側も夏の間、しっかり考えておく必要がありますね。

カテゴリ: 話題!  > 話のタネ    フォルダ: インフルエンザ

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コメント(9)

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2009/06/20 21:55

Commented by - さん

【。。鎌倉】さん

このニュースをMSN産経ニュースで昼頃見たときには、やっぱり新型インフルに関しては相変わらず関東対関西のイザコザが続いているのか? と感じました。奈良県側が言っているのは最初に国政レベルや首都圏で言っていた主張で、これに対して東京都が行なった処置は途中から関西が主張して国レベルで容認した内容。お互いに相手をあてこするようなモノで、どっちもどっちと言った感じだなぁ~とは思っておりました。後日談が何も無ければ良いのですが、要はこう言う行政の(地方同士ですが)〝ブレ〟みたいな情報に接するたびに、やはり国民はみな自主的に、かつアナーキーに、やらなければならないのかなぁ~と、政治・行政に関してはやや引き気味にならざるを得ないということです。まぁ…、困ったもんです。
                              

 
 

2009/06/20 23:29

Commented by 宮田一雄 さん

brappi-oggy様

 なるほど、関西対関東という見方もありますか。国対地方といったかたちでの対立の構図が指摘されることもしばしばあります。そうした対立をことさらに強調するよりも、どういうかたちを取れば無理なく対応できるかということを考えた方がいいように思います。自分や家族が発症したらどうなるかということを考えれば、排除の発想は、それこそ排したいということに重いが至るのではないでしょうか。

 
 

2009/06/21 00:50

Commented by turusenba さん

今回の一連の経験が、「広い意味での感染」に対しての知識を国民に理解していただける、よい経験ではないかと思っています。

過去の色々な感染症に対して、私たちはどのように対応してきたのでしょう。

隔離する必要のない人たちを隔離し続けてしまったこともあり・・・
過剰に反応し続けてしまったこともあり・・・
そんなことの必要性がないことを知っていながら、黙っている人がいたり・・・
反対に、危険性があることを知っていたのに、黙っている人がいた。

人がどのような判断をするのか、そのことで私たちは大きく左右されてしまうような気がします。

我が長野県にも感染者が出ました。
保健所への連絡をした人が何人もいました。
でも、私の日常は何も変わっていません。 変えないようにしたいと心がけています。

日常の感染予防が、大切だと思います。

過剰に予防している人、全く予防していない人がいる中で、自分はどう予防するかという考えが、大切だと思います。

「自分を守るために、人を守り。 人を守るために、自分を守る。」
これは「一人は社会のために、社会は一人のために。」と同じだと思います。

自分自身が、常に、自分の責任において行動することだと思います。

 
 

2009/06/21 00:54

Commented by 宮田一雄 さん

turusenba様

 お久しぶりです。予防は大切ですが、インフルエンザですから、かかることもありうるということを前提にして、そのうえで考えていく方が現実に即した対応ができるかもしれません。

 
 

2009/06/21 02:48

Commented by influenza さん

奈良県は患者1号を発表したばかりなので、まだ水際対策・封じ込めが出来るつもりでいるのでしょう。
(奈良の担当者の気持ちは分かるけど、こういう記事はどうかと思います)

新指針のポイントはここでしょう。
[状況判断]封じ込め対応は、既に現時点では困難
[見通し1]秋冬に向けて、いつ全国的かつ大規模な患者の増加を見てもおかしくない
[見通し2]基礎疾患のある者で重症患者が増加する可能性がある

状況が変わったので、封じ込めは「緩和」
見通しが変わったので、「重症者の早期治療ができる体制の確立」が必要

これを、ただの「緩和」と報道しないで欲しいです。

 
 

2009/06/21 06:08

Commented by turusenba さん

To 宮田一雄さん

>予防は大切ですが、インフルエンザですから、かかることもありうるということを前提にして、そのうえで考えていく方が現実に即した対応ができるかもしれません。

こんな風に考えています。
その時々の自分の立場と性質(性分)とで、考え方が行動が変わる。
上記のことは、宮田さんの考えで、宮田さんがこれから生きていくうえで、とても重要なことなんだと思う。

でも、それが私にとっては、重要ではなく・・・
私の今回の場合は、何もしなくても良いと思います。

奈良県の対応も、担当者の対応であって、その対応について、私も良い判断ではないと思いますが、判断が間違っているとは考えません。 
彼らにとって、それがベストだと考えてのことだから。
彼らが色々な人の意見に耳を傾け、反省しこれからの自分のあり方を考えるようにするしかないと思う。

今回のことを教訓に、社会の一人ひとりが、自分自身を反省し今後、どうしたら良いかを考えることが重要だと思う。

 
 

2009/06/21 10:02

Commented by 宮田一雄 さん

influenza様

 そうですね。新型インフルエンザ対策が緩和されたのではなく、流行の状態に即して対策のあり方を切り替えていくということですね。それは当然であるし、必要なことだと考えています。

 
 

2009/06/21 10:06

Commented by 宮田一雄 さん

turusenba様

 むしろ、《その時々の自分の立場と性質(性分)とで、考え方が行動が変わる》。ということに終始せず、他にもいろいろな立場、性質があることに対する考えをめぐらせることができればいいなと考えつつ、ついつい自分の立場で考えてしまうのがつらいところです。

 
 

2009/06/21 15:07

Commented by turusenba さん

To 宮田一雄さん

>ついつい自分の立場で考えてしまうのがつらいところです。

だから、良いんだと思っています。
まずは、自分の考えを前面に出して、その後、多くの人の意見を聴いたり、反省して・・・ 自分の考えが正しいことを確信出来るようにすれば良いと思います。
自分の意見を主張しなければ、誰も、何も言ってくれません。
どんな意見にしても・・・
宮田さんのブログにアクセス回数が多いのは、宮田さんの意見に対して、何かを感じる人たちが多くいるということです。

とても素敵なことだと思います。

 
 
トラックバック(1)

2009/06/20 22:31

新型インフルエンザ(ブタ由来インフルエンザA/H1N1)swine-origin influenza [つれづれすくらっぷ]

 

そもそもの初めがすでにトンデモ・ホラー(法螺)で始まっちゃってるからなぁ・・・。 平成9年度 科学技術振興調整費 「新型インフルエンザの疫学に関する緊急研究」実施計画(案) http://www.mext.go.jp/b_menu/houd…