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2008 「私の妹、麗子」

2009/08/23 16:33

 

 

 芸能人は表に見せる顔で勝負をするのであって、基本的に演じる人です。メディアなどを通じて伝えられる素顔だとか私生活だとかといったものも、おおむね演じられた素顔なんでしょうね。まあ、これは芸能人に限った話ではないのですが、芸能人は自分自身を商品化する度合いが強いというか、スキルに長けている分だけ、何枚めくってみても演じられた顔しか出てこないといった要素が大きいのではないかと思います。

 芸能メディアとは接点の薄い記者生活を送ってきた私の場合、ブログでは興味本位で芸能ネタを取り上げることも少なくありませんが、あくまでも表面的な情報に基づく感想であり、裏の事情などには、精通どころか、聞きかじり程度の情報もありません。芸能人の私生活がどうであれ、あるいは、わがままであったり、意外に気さくな人であったりしたとしても、そんなことには実はあまり関心はありません。それでもまあ、好奇心みたいなものはそれなりにあるということでしょうか。私にとっては、一面識もない大原麗子さんに対する、これまた一面識もない浅丘ルリ子さんの弔辞には、おおっ!と思わず声をあげ・・・たわけではありませんが、内面的にはそんな気分になりました。

 弔辞によると、非常に親密な関係にあった「私の妹、麗子」さんと浅丘さんは最近、疎遠になっていたこと、そして、大原さんは「頑固でわがまま」で、「誰かれかまわず怒りをぶつけ」て、「周りの人をこんなに混乱させ」ていたということがわかります。夜中の2時、3時に「人様や自分の不平不満を訴えるだけの一方的な長電話」がかかってきますか。こりゃ、たまらんわ。私もそうとう愚痴が多い方ですが、夜中の2時、3時には訴えません。たいがい寝ています(えっ、お前のことは聞いていない? 失礼しました)。

 どちらも大女優、とはいっても人の子です。結構、大変なんですねと思いつつ、さすがは大女優、弔辞を挟んでなお、バチバチっと火花が飛んでいるような印象も受けました。

 

(訂正のための追加) 浅丘るり子さんは浅丘ルリ子さんでした。本文は訂正しました。芸能記事に弱いことが露呈してしまいましたね。悪しからず。

カテゴリ: 話題!  > 話のタネ    フォルダ: 大手町夜更かし控

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コメント(11)

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2009/08/23 21:24

Commented by kamigamo さん

女優は演じてナンボ

だからこそ素顔に憶測が立ってゴシップ系の週刊誌の記者さんたちの生活の糧になり、私達茶の間の暇つぶしと好奇心を満たすことに貢献するのかもしれませんね。

 
 

2009/08/24 00:03

Commented by 宮田一雄 さん

kamigamo様

 ニュースを扱う立場からは、このあたりの虚実の境目がいつも微妙です。

 
 

2009/08/24 05:27

Commented by tomikyu08 さん

昨日、伝説的有名人(現存の人も含めて)が実名でゴロゴロ出てくる、今評判の映画『キャデラック・レコード』を見てまいりました。
かなり脚色も入ってはいるようですが、肝心なところは事実を基にしているようです。

ステージで他人をひきつける超大物「芸能人」の「私生活」には、これも普通人には、はかり知れない「超普通人的」側面があるのだな、と思い知らされました。しかし、この映画の主人公の一人「マディ・ウオーターズ」の来日ライブを見ておいて良かった、と改めて思いました。

宮田様にもお薦めの映画です。

 
 

2009/08/24 05:50

Commented by tomikyu08 さん

あ、浅岡VS大原になぞらえて言えば、マディ・ウオーターズVSハウリング・ウルフVSリトル・ウオルターのビッグアーティスト同士の火花の散るような関係も見ていて面白かったです。

チャック・ベリーの全く我関せずのマイ・ペースぶりも。

 
 

2009/08/24 08:48

Commented by 宮田一雄 さん

tomikyu08様

 面白そうな映画ですね。宣伝を見ると実話ドラマということで、俳優さんたちが演じるフィクションなので、どこまでが本当の話で、どこまでが作り物なのか、これもまた境界領域を曖昧にするところに味が出てくるのでしょうか。どうも容易ならざる時代です。現実の中のドラマ、ドラマの中の現実、その行ったり来たりが自在な世の中に生きているというか、そんな例がそこいら中にあふれ、頭がこんがらかってきますね。

 
 

2009/08/24 10:49

Commented by tomikyu08 さん

新聞記者さんとしては、どうしても「事実」と「ドラマ」の「違い」が気になりますよね。

報知新聞の記者さんも一生懸命『キャデラック・レコード』のドラマと事実との違いを指摘されています。(別に非難ではないですが)
http://weblog.hochi.co.jp/koukai/2009/07/post-6eb2.html

ところで、ドラマや評論ではなく、事実の集積を売りものにしている小熊英二の『1968』で、私たちが関わった事件で、明らかな年号の間違いが堂々と明記されており、私は版元の新曜社に抗議しておりますが、さて重版分では直されていますかどうか?

 
 

2009/08/24 22:14

Commented by 桜子 (sakurako) ★ さん

こんばんは、桜子です。

宮田一雄さまの文章、面白いですね。
男の人がとまどっていらっしゃる様子が目に浮かびます。
宮田様は、常識的な女性ばかりに囲まれておられるのでしょうか。(o ̄∇ ̄)o


桜子ももちろん面識はありませんし、イザ!ニュースだけの情報からですが、


> どちらも大女優、とはいっても人の子です。結構、大変なんですねと思いつつ、さすがは大女優、弔辞を挟んでなお、バチバチっと火花が飛んでいるような印象も受けました。
-----------------------
そうではなくて、浅岡ルリ子さんは、言い訳をしているのだと思います。

途中までおつきあいしていて、あいそがつきてしまって、そういうときに一人で亡くなって2週間もそのままだったとなりますと、やはりかわいそうだったと、もう少しつきあってあげても良かったと、そういう自分への言い訳だと思います。



 
 

2009/08/25 12:21

Commented by 宮田一雄 さん

SFD様

 コメントというにはあまりに長文過ぎ、コメントとして成立していません。削除します。次回からも同様なかたちのコメントが寄せられた時には削除させていただきます。

 
 

2009/08/25 14:40

Commented by 宮田一雄 さん

tomikyu08様

 ドラマと事実の違いを探して、あれこれ言ってみるのも、こういう映画をみる楽しみの一つかもしれませんね。

 
 

2009/08/25 14:49

Commented by 宮田一雄 さん

桜子 (sakurako) ★様

 私から見れば、女性はすべて個性豊かで、とまどうばかりです。

 
 

2009/08/28 08:27

Commented by tomikyu08 さん

宮田一雄様

前々回、「浅岡」なんて書いてすみません。正しくはもちろん「浅丘」です。
『赤いハンカチ』や『夜霧よ今夜も有難う』など、思いだします。

ところで、小熊英二『1968』重版分は、私の抗議した部分は訂正してありました。1969年当時の新聞記事を証拠に抗議したのが決め手になったようです。
もう現役を退いていらっっしゃるだろう、当事の新聞記者様に感謝の気持ちでいっぱいです。
当たり前のようなことだけれど、新聞が事実を正確に報道していただいていることに改めて感謝いたします。
その報道が、40年たって、私(たち)を根拠のない中傷から救っていただく重要なカギとなったのですから。
個人的なことを長々と書き込んですみません。

 
 
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