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2096 ワクチン接種開始 

2009/10/19 21:57

 

 

 新型インフルエンザのワクチン接種がはじまりましたね。最初は医療従事者が対象です。地域によって多少の前後がありますが、11月に入ると、妊婦や基礎疾患のある人への接種も開始されます。安全性確保のために医療従事者へのワクチン接種に関しては、接種後の健康状態についてかなり詳しい調査も進められるようで、安全性に関する基礎資料になるかもしれませんね。産経新聞の本日付主張(社説)です。
 《新型ワクチン 混乱なく接種を進めたい》
 
http://sankei.jp.msn.com/life/body/091019/bdy0910190256000-n1.htm

 国産のワクチンでも、成人には1回接種で必要な免疫が確保できるとの見解が接種開始に先立って打ち出されました。海外では9月ごろからそうした情報が伝えられていましたね。1回接種でいいということは、すでに今回の新型インフルエンザウイルスに対しても何らかの基礎免疫を持っている人が多いということなのだそうです。新型とはいえ、今回のウイルスはAソ連型と同じH1N1型なので、なんらかの免疫の記憶は残っているということですね。
 
 4月に今回の新型インフルエンザに関する最初の記事を書いたとき、なんらかの免疫は残っている可能性もあるといったことを示唆したら、他の記者から「専門家はそんなこと言っていませんよ」と哀れむように言われました。結局は私の方が正しかったではないか、といまごろ心の中でつぶやいています。

 現在の流行は5~14歳の患者が最も多く、41週(10月5~11日)の場合、定点報告をもとに全国の患者数を推計すると約64万人になり、年齢分布は以下のようになるそうです。(カッコ内は40週)
               
  0~4歳  4万(2万)
  5~9歳 16万(7万)
10~14歳 23万(14万)
15~19歳 10万(7万)
   20代  4万(3万)
   30代  3万(2万)
   40代  2万(1万)
   50代  1万(カウントなし)

 5~14歳で39万人ですから、全患者の6割強。19歳以下だと53万人となり8割以上を占めています。大多数の患者は1週間程度で回復するとはいえ、ごく少数でも急激に重症化が進み、死亡例も報告されています。小さなお子さんを持つ保護者の方に不安を持つなとはもちろん言えません。ただし、わが国は米国などと比べ、今回の新型インフルエンザによる致死率ははるかに低いようです。きめの細かい医療の提供体制が整い、患者の治療に日夜、取り組んでおられる医療機関の皆さんの努力の結果ではないかと思います。流行期には医療機関もたくさんの患者が訪れるため、混乱する場面もあるでしょうが、症例情報を共有し、重症化や死亡するケースを防ぐべく、医療関係者の皆さんには今後とも、努力を継続して行かれるよう、よろしくお願いします。 

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2009/10/22 19:33

御用メディアに期待しても無駄か>インフルエンザの陰で・・・ [東京日和@元勤務医の日々]

 

 インフルエンザが流行期に入ったようです。新型のためワクチンはまだ接種は医療従事者が優先されるため、まだ不可能です。 さて、産経新聞をはじめとする大手メディアの記者さんたちには、今回のインフルエンザの…