鎌倉を舞台にしたフジテレビのドラマ『最後から二番目の恋』は昨晩、3回目が放送されました。まあ、こうやって緩い展開の中で、あれこれと家庭だとか、家族だとか、愛だとか、セックスだとか、不在だとか、喪失だとか、いまはやりの絆だとか・・・といった問題の現在形を盛り込んでいく。いろいろ抱えちゃってんだよねえみたいな感じでこれからも続いていくのでしょうか。
それで、ラブコメディのドラマはドラマとしておもしろく、私などは妻から「お父さんもこんなの見るの?」と言われながらもにたにたしながら、旬の女優さんたちのへらず口も楽しみに見ている次第であります。た、だ、しぃ、私の犯行・・・というか、視聴の動機はそもそもそこにあるのではなく、主要な関心分野は実は鎌倉の露出度です。現地ロケ、初回ほどではないけれど、いろいろ出てきますね。ああ、あそこ知ってる知ってる、みたいな。まあ、鎌倉に住んでいて近所の場所を知っていたからといって何の自慢にもなりませんが、これがけっこう楽しくはあります。昨日のフリーマーケットみたいなシーンのお寺は光明寺でしたね。うしろに墓地の分譲(というのか、なんというのか)の張り紙が映っていたので確認できました。
そうした観点からしますと、ドラマの中で当面、私が最も気になっている疑問は、舞台設定として御霊神社の前あたりに住んでいる主人公の小泉今日子さんが、東京に通勤する際の江ノ電で、極楽寺駅を使うかなあということです。あそこなら・・・と極度にローカルになって申し訳ありません。乗降は長谷駅でしょう。
それでもドラマでは極楽寺駅ですね。極楽寺駅でなくて、いったいどの駅で降りようというのだ。ドラマ制作者側のそんな固い決意すらうかがえます。極楽寺駅は外せないよね、絵的に、絶対。一方で、駅を下りたら成就院の脇の切通しになった坂を下って帰る。だって、そうしないと御霊神社の前あたりの古民家には到着しません。坂ノ下の古民家、これもまた、外しちゃだめでしょう。海に近い。これも重要な設定です。
ま、ドラマなんだから、その程度の不自然は当然。許されるてしかるべきである。そう受け止めて楽しむべきでしょうね。鎌倉市役所にしたって、あまりにリアルを追求していったら、これはこれで大変なことになってしまいそうです。たとえばあ・・・などと妙な想像や類推は慎み、フィクションを楽しませていただく。そういう姿勢が大切ですね。
もちろん、それはそれとして、ぶっちゃけた話、御霊神社の前あたりの坂ノ下地区なら長谷駅の方が圧倒的に近いように思うのですが、あのあたりにお住まいの方、いかがでしょうか。


by 宮田一雄
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