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265 鎌倉最大の茅葺き屋根建築

2007/09/06 00:10

 

 

 茅葺き屋根がピンチですか。原料の茅の確保が困難だそうです。

 

 鎌倉で茅葺き屋根の建築といえば、覚園寺の薬師堂が有名です・・・といっても、去年鎌倉に引っ越してくるまで、恥ずかしながら私は、覚園寺の「かく」も知りませんでした。知る人ぞ知る、鎌倉通のスポットといったところでしょうか。去年の暮れに行ったときには、葺き替えが終わったばかりで、茅がきれいにそろい、実に見事でした。茅不足の折から、さぞかし大変だったと思います。一見の価値あり、ですね。境内は山に深く切り込んだ谷戸(やと)の奥、数ある鎌倉のお寺の中でも、とりわけ「武家の古都」の雰囲気を感じさせる場所といえるでしょう。

 

鎌倉市観光協会の公式サイトの地域別検索で、二階堂・金沢街道の項に覚園寺の紹介が掲載されています。鶴岡八幡宮からは徒歩30分足らずといったところでしょうか。

http://www1.kamakuranet.ne.jp/kamakura/nikaido/index.html

 

薬師堂の部分を引用させてもらいましょう。

 

《茅葺き寄棟造りの屋根が特徴的な建物。現在のものは元禄年間に再建された。堂内の正面に鎌倉有数の巨像である本尊の薬師三尊坐像をまつり、左右には薬師如来を守護する十二神将立像が取り囲む。その一つである戌神は源実朝暗殺を北条義時に夢の中で告げたと伝える》

 

 拝観料300円。1時間ごとに行われる拝観ツアーの出発まで境内には入れず愛染堂脇で待機します。それでもツアーは丁寧に見所を説明してくれるので、この方がいいですね。個人的には十二神将立像の解説に興味を持ちました。

カテゴリ: 話題!  > 話のタネ    フォルダ: ビギナーズ鎌倉

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コメント(2)

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2007/10/12 19:08

Commented by shiozawa さん

はじめまして。
昨年の夏に、覚園寺の屋根を葺かせて頂いた、茅葺き職人です。

3ヶ月の短い滞在でしたが、鎌倉の町はとても居心地がよく、また、すばらしお寺で仕事をさせて頂いて、充実した毎日を過ごすことができました。

茅の確保は茅葺きの保存の大きな課題のひとつではありますが、逆に言えば草地生態系の保護や、水質浄化機能の注目されるヨシ原やススキ野原の保全の動機として、茅葺き屋根の存在を捉えることも出来るかと思います。

多面的な価値を見出し、それらを互いに組み合わせることで、貴重な文化財や自然を守って行けたら良いですね。

 
 

2007/10/12 22:06

Commented by 宮田一雄 さん

shiozawa様

 あの茅葺きの屋根を葺かれた方ですか。素晴らしい。私が行ったときには案内された皆さんが思わず、ほお~とため息をつかれていました。

 そうですね。文化財の保存が自然環境の保護にもつながる。人間も自然のサイクルの中で生きているんですよということが茅葺き屋根を通して伝えられるというのは世界遺産を目指す鎌倉にとっても貴重な視点だと思います。覚園寺の存在感が一段と増しますね。

 
 
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2007/10/12 19:01

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